リバース第5話

5月12日

リバース第5話

 

・深瀬、深瀬、谷原、浅見と続き村井のモノローグから始まった第5話。このシーン、衣装がみんなベージュ・白系の服で統一されているのは意味があるのだろうか。本音を語っているような印象。リバース公式HPには、白と黒の2パターンのトップページがあるけど、人間には白と黒、表と裏といった2面性が存在するという暗示なのか。

 

・村井モノローグ

「学生の頃、10年後は何してるかって広沢と話したことがある。広沢は自分には才能がないし、全く想像がつかないと言っていた。だから広沢は、あんなこともできたのかな。」

自分には才能がないし、全く想像がつかないと言っていた広沢だから、できたこととは?前後の台詞からは「あんなこと」が読み取れない。村井は広沢の「あんなことふぁができた」シーンを見た?それは、もしかした明日香とタクシーで別荘に向かう途中?タクシーから外に出て村井と明日香は何をしていたんだろう。

 

・村井と広沢は、10年後の話をしちゃうぐらい仲が良かった。10年後の話を聞くって、村井的には、明日香のことを思っていたりしたのかな。。

 

・4話からの続き。

深瀬「けど…なんで村井が…」

浅見「明日香ちゃんは、広沢と付き合ってたらしい」

深瀬「っえ??」

浅見「でも広沢に本命の彼女がいるってわかって…」

(大学時代、村井が広沢を殴るシーン)

浅見「あんな村井初めてみた」

深瀬「でも…だからって…」

浅見はこのシーンを目撃しただけで、その後の展開についてまでは知らなかったということだよね。浅見も聞かなかったのかもしれないし、村井も広沢も話さなかった。旅行中の蕎麦屋で、「村井に告げ口までして…」という浅見の言葉は、これを見たから言ったのかな。。深瀬が村井に広沢と一緒にいるの誰って聞いたら村井が俺の妹だってすぐ答えられたのも、仲が良いのを村井本人も知っていたから。でも、これ、深瀬が見たのは村井の妹なんだよね?本命の彼女もいたわけだから、その子の可能性も…?村井は本命の彼女の存在を知らなかったから、広沢とよく一緒にいる女の子=明日香になるのは当たり前だけど。

 

・谷原の家。明日香が、小笠原が来た話を村井にする。村井「お前何か話したのか?」明日香「なんにも。」村井「また来ても相手にするな」。何か話したのかってことは、話せる秘密を隠しているということ。村井と明日香が共有している秘密とは?

 

・深瀬はみんなの住所知らないもんって言ってたけど、村井は深瀬の家を知っていたし、後に浅見も訪ねてくるから知ってた?

 

・美穂子かストーカーに追いかけられる。このストーカーは誰?なんのために?

 

・美穂子が狙われたことで、深瀬が犯人を捕まえたい、美穂子を守りたい気持ちが確実に高まっている。「心配かけてごめんね」と深瀬を見送る美穂子の表情が気になる。なにか思いつめたみたいな。

 

・カフェで相良に手紙を書いてる浅見先生、画になりすぎる!!

「相良良平様

今回の件で、どうしても相良に伝えたい

ことがあって、手紙を書きました。ど

読んでほしい。相良たちから

騒がなくても、他のひとたちだった

じゃないかと思うかもしれない。」

読み取れるのはこんな感じかな。大会に出場停止にはって処分さ決まったけれども、本当に浅見先生が求めていた解決にはなっていない。やっぱり、浅見先生は相良にごまかさずに正直になってもらえるよう、まだ説得を続ける気なんだろうし、それを実現することが赦しの一環だと自分に課しているかのうよう。

 

・莉子からの電話。

莉子「あさみん元気?どうしてる?」

浅見「校内での通話禁止だぞ」

莉子「クラスのみんなサッカー部のことなんてなかったような顔してる。相良も全く反省してない。悔しいよ。正しいことしてるあさみんが損してる。ねぇあさみん、いつ戻ってくる?」

浅見「2時間目始まるぞ。さぼんなよ。」

なんだこの会話はーーーー!!!ってか、まじ浅見先生かっこよすぎる。。電話してる時の表情、莉子との会話、きゅんきゅんしすぎて胸がいたい…。苦しい。莉子のいつ戻ってくる?の問いにちょっと思い悩むような、苦しそうな表情。浅見はいったいなにを考えているんだろう。でも、声がめちゃちゃ優しい。莉子と接する時の浅見の柔らかさ優しさは特に強い。優しく声をかけた後も、また考え込むような表情。

 

・深瀬の家に身を寄せている村井の着ている服って深瀬の服かな…?どこかダサさを感じるのは気のせいだろうか。そういう小ネタを想像するのも楽しい。

 

・深瀬の家の扉をノック連打する浅見笑う(笑)50回以上不亜ノックしてた。思わずしつけーwwwって笑ってしまった。ドアの除き穴から見えるノックしている浅見の表情がまた最高でおもしろい。早く出てこいよって鬱陶しそうな表情。神経質っぽい、せっかちみたいなキャラが表れてるんだろうな。

 

・牛丼とカレーと味噌汁の食い合わせについて、神経質そうな浅見なのに「腹に入れば一緒でしょ」って言ってるのは意外だった。そこは気にしないんだっていう。「つゆだくだくだくってやつ」は言い方かわいい。だくだくしすぎでしょって村井に言われて、口元がにやって笑ってる。このシーン、浅見と村井がお互いに腹の内を探り合う重要なシーンなんだけど、その前にノック連打とかつゆだくだくだくとかほっこりさせる演出を加えてくるのも、お互いのシーンをより際立てているような気がしていいなぁ。

 

・村井に「お前も謹慎中なんだろ?」って言われて、「有給消化。ま、形だけだけどね。」と話す浅見も、何気ない言い方なんだけど、謹慎に納得いっていない感が出ていていいなぁと思う。

 

・深瀬とアイコンタクトをして、視線でお芝居してる浅見。視線と僅かな頷きで深瀬に今訊こうっていう合図。

深瀬「村井があの日、遅れてきたのは、前の日に事故ったからなんだよね?」

村井「そうだけど。」

答える村井を疑わしそうに見る視線。

 深瀬「村井は、あの時、その…」

村井「なんだよ?」 

村井の迫力に押されてか、気弱さが出たのか、なかなか言い出せない深瀬。そんな深瀬を見て、自ら切り出すことを決意する浅見。僅かに下を向いて意を決したみたいな。10年間ずっと1人で抱え込んできた疑問を直接ぶつける浅見。

浅見「村井、聞きたいことがある。最後に広沢を見たのはお前じゃないのか。」

深瀬モノローグ。突き止めなければならない。次の悲劇が起きる前に。10年前のあの夜、何があったのか。

浅見「正直に話してほしい、村井。あの時、何かしたのか?」 

村井「してない。」

深瀬「本当に?」

村井「俺は何もしてないし、広沢のことも見ていない。本当だ。」

村井に疑問をぶつける浅見の表情が、すごく真剣で。でも、疑っているけど、怒ってるみたいな言い方ではなくて、冷静に柔らかく親身になって聞いてる感じ。嘘をついていたことを咎める様子はなく、正直に話してほしい一心というか。村井を見つめる表情が切なげ。

 

・村井、明日香、広沢

浅見「あの頃、村井と広沢揉めてたよね。明日香ちゃんが二股かけられたって。」

村井「あれか。広沢のこと一回殴ったことあるよ。一緒に遊んでるうちにあの2人仲良くなって。俺も広沢ならいいかなって思ったんだけど。」

村井「勘違いで殴られて、普通なら怒って当然なのにあいつ笑って許してくれてさ。器がでっかいというか。」

広沢の彼女は、普通の子。愛媛の高校から一緒だった。村井は妹を本当に大切にしていたんだろうな。広沢ならいっかなって、妹の相手をかなり真剣に見定めていたような。広沢には兄弟はいないらしい。村井が付き合って長いの?とか詳しく聞こうとするともういいって「俺の話は」と詳しくは話さない広沢。深瀬も知らなかったし、広沢は自分のことは話したくない人だったのかな。それとも、話さないなにか理由が…?村井は本当に彼女がいたかどうかはわからないと解釈。明日香を傷つけないために嘘をついたのかもしれないし。

 

・村井の答えを聞いて、浅見の反応を確認しつつ、深瀬は話を聞けてよかったよと言うけど、浅見は浮かない表情。まだスッキリしていない、思い悩んでいるような。なんで本当のことを言ってくれないんだって哀しそうにも見える。村井も村井で浅見に対して不信感を持っている。最後に浅見を見る視線が鋭くなった。カレーを食べる村井を見つめる浅見もまだスッキリしていない、どこか冷たそうに見える。村井と浅見の交わらない疑いの視線が交錯する演出がそれぞれわだかまりを抱えている様子が伝わってくる。お互いがまだ何かを隠しているという確信に近いものを待っているから。ただ、直接見ていないない深瀬は純粋に村井の言葉を信じていたのかもそれない。願望も入っているけど、おそらく今の時点で浅見も村井もまだ隠していることはあるけど、嘘は言っていない気がする。歯車がくるってしまっているだけというか。。話してしまったら自分にさらに不都合なことが出てきてしまうから、隠している。お互いがお互いをまだ信用しきっていない、疑い合っているからまだ隠している。本音で話し合えた深瀬にもまだ話せない事。深瀬に最後まで話せるようになるのは、何がきっかけで、どのように心が動かされるのかな。

 

・村井は6年前に結婚。婚約は、大学生4年生の事件の後だったよね。結婚するまで4年婚約期間だあった。村井妻の、猟奇的な行動こわすぎ。テレビで不倫のワイドショーを見ながら、完全に狂ってる感じ。うるさーいうるさーいって連呼してる姿とか病んでる。。

 

・美穂子母から連絡。検査入院をする様子。

 

・美穂子に連絡するのを躊躇っている深瀬。迷ってる感じがまた深瀬らしい。深瀬の家なのに、村井がベットに寝ているのも優しい深瀬だったり、立場の強い村井みたいな関係性を表してるかのようだった。

 

・村井と妻は見合い。政略結婚。村井は自分の人生を父親に利用されたと思ったら、香織を受け入れられなかったと。仕事と家庭で行き詰まっていた時にことはだけが理解してくれて、一緒にいる時は自分らしく振る舞えた。まずいとわかっていたけど、抜け出せなくなってた。不倫は良くないけど、村井も村井で葛藤したり悩んだりしていて、ちゃんと筋の通った理由があったんだなぁ。。政治家の父親に対して、かなり複雑な気持ちを持ってそう。でも、香織は香織でまたつらいね。。

 

・深瀬は美穂子と知り合ったのは最近だけど、前から近所でよく会ってたと。だから、クローバーの奥さんから「もしかして、ここで会う前から彼女のこと知ってた?」と聞かれて濁してたんだね。深瀬は、前から美穂子のことを知っていて、片想いだった。「周りを明るくしてくれる太陽みたいな人で、俺なんかには釣り合わないかもしれないけど、がんばりたい。彼女のこと守りたい。」

お互いの本音を話し合う村井と深瀬。お互いをわかり合う第一歩。深瀬の彼女のことを守りたいという気持ちは、村井にも響いたんだろうな。大切な人の守り方もいろいろある。

 

・小笠原を呼び出す、深瀬と浅見。浅見が深瀬に頼んだ。小笠原も、浅見が深瀬に頼みごとをするのは珍しいと解釈している。小笠原は、ゼミ仲間5人の関係性もよく知っているんだな。小笠原がブランコに乗って登場するシーン、最初はブランコwwってなってたんだけど、それがまた気味悪さや掴みどころがない小笠原のキャラを引き立ててるような気がしてぞくっともした…。これは、監督さんの演出だそうで。ギャップがまたいい味をだしている気がする。

 

・浅見は、村井のスクープ写真をマスコミに流したのは小笠原なのではないかということから問い詰めていく。次に、谷原の野球の試合の時の写真に写っているのは広沢母で、谷原を突き落した女性が広沢母なのではないかという疑いを投げかける。さらに浅見は、告発文の犯人が広沢母だとしても、一人の犯行は無理、だれか共犯がいるのではないかという推理で問い詰める。深瀬は谷原母が怪しいのではないかというところまでは共通理解だったが、共犯はいる。それは小笠原ではないかという話にまで及ぶとは思ってなかったようで驚いている。浅見は自らの考えをぶつけたかったから、小笠原と話がしたくて深瀬に頼んだんだね。浅見「小笠原さんはどうして僕たちの前に現れたんですか。」確かに、10年経って、事件を直接探りに嗅ぎまわっているのは不思議。小笠原は村井の単独インタビューを用意してくれたらその質問に答えるとどこかでの食えない相手。その答えに「っは?最低ですね。」と言い話す浅見の本当に軽蔑したような言い方…!小笠原の去り際の台詞「駅の階段とかホームとか気をつけなよ。後ろからっぽんって押されると、こわいだろ。」浅見が小笠原を共犯だと疑っているのをわかっていて、最後に意味深な台詞を残していく小笠原…。小笠原はいったいなにがしたいのか。自分の人生を変えられたからというだけで、本当に10年前の犯人を捜しているのか。広沢母と約束したから?その約束も、純粋に犯人を捕まえることだと理解していたけど、他にも何かあるのだろうか。寄席のシーンが気になってくる。。。

 

・去っている小笠原を見つめる浅見の横顔が美しい。一瞬、窪田くんに似てるように見えた。Nのためにの窪田君とっても大好きだったんだけど、リバースの玉森くんも窪田くん的なポジション(ストーリーとかではなく俳優としての存在感)な気がしていてとても高まるし、嬉しい。

 

・甲野からもう少し頭を使えよ、ご自分が何をすべきかよく考えてくださいと一喝される村井。怒りで言い返したそうな村井。ことはを守りたい一心で、居てもたってもいられなくて、気持ちのまま行動しようとしていたけれど、それでは守れない。議会は有能な人材を失う。ことはのために自分ができることはなにか、改めて考える。

 

・谷原の同僚が口を滑らせたせいで、谷原がなにか隠していたことに気付く明日香。さらに問い詰めようと同僚に詰め寄るが、逃げられてしまう。そんな明日香に「明日香ちゃん、、落ち着いて。」と優しくなだめる浅見。。こんなんさ!!!全然落ち着けるわけないやん!!あんな「落ち着いて」聞かされたら逆に更に取り乱す……。めちゃくちゃ優しくて、安心させてくれる声。こんな優しい声を出せるんですよ玉森裕太は……!この優しい声で、しばらくときめきとまらなかったよね。。

 

・コーヒーを明日香に渡してしばらくは何も話さない浅見。明日香が話し出すのを待っているかのよう。自ら話して落ち着かせるのではなく、明日香の抱えている悩みや不安を吐き出させてあげようとしているのかな。この話しやすい空気感を作れる浅見優しい。

明日香「私だけがなにも知らない。なんでやすくん何も言ってくれないんだろう。家族なのにな。」

浅見「ななみちゃん生まれたときさぁ、谷原が言ってたよ。」

谷原と浅見が居酒屋で話しているシーン。ななみちゃんの写真にちゅちゅちゅちゅちゅってしている谷原は、ずっとこうなんだろうな。会社に出かけていく時も同じことをしていた。浅見に家族はいいぞって感情込めて話す谷原は本当に幸せそう。谷原「それまでは絶対に死ねねぇし、何があっても踏ん張らないとな。」

浅見「谷原は、家族を守るために必死に頑張ってるんだと思う。信じてやろうよ。」

明日香「浅見さん励まし方、お上手ですよね。さすが先生。」

浅見「あれ?(笑)馬鹿にしてる?」

明日香「してません。ありがとう。」

意識が戻らない谷原の妻、明日香をこんな優しく励ませる浅見(涙)こんな人が悪い人なわけないし、悪い人には思えないし、もし悪い人だったら、誰も信じられない…(真顔)

あれ?って頭をのけぞらせた時のさらさらヘア…!このリアクション本当にかわいい。ちょっとどこか玉森くん出てる。照れ笑いしてるのかわいい。

 

・ことはが辞職か?と書かれたニュースを見た村井。タイミングよくことはからの電話。自分がしたことだからしょうがないと辞職しようと思う、後悔していないと話すことはに、ちょっと遊んだだけ、後悔していると話す村井。なかたったことにしよう、ことはから議員とったら何が残るんだよと続ける村井。ことはに「ほんとうに最初から愛情はなかった?」と聞かれ、「なかったよ、最初から」と苦しそうにことはが議員として生きることがことはのことを一番に考えた結果。下手に優しくするよりも、辛く突き放した方が吹っ切れる。自分を憎んでくれた方がいい、自分が悪者になってでもことはを守ろうとした村井の優しさに胸が締め付けられる。力なく崩れ落ちる村井が切ない。

 

・そんな村井を目撃しちゃう深瀬。村井「お前さぁ、本当に見なくていいものみるよな」。深瀬が見なくていいものを見ちゃったのはこれで5回目。かな時系列で①大学時代、広沢が明日香と仲よさそうに歩いていたところ。②浅見の学校の生徒が飲酒していたところ。③村井の不倫現場。④谷原が上司から虐げられているところ。⑤村井が辛い決断をしてことはと別れ、哀しんでいるところ。深瀬は、落ち込んでいる村井を少しでも励まそうとコーヒーのうんちくを話し、コーヒーを淹れる。不器用だけど、深瀬なりに村井のために励まそうとしているのがよくわかる。10年前の旅行の時も、谷原に広沢がお酒のことから明日香のことを責められていた時も、深瀬なりに場の雰囲気を変えようと、お酒を飲んだらかゆくなるって話をしてたね。

 

・哀しみにくれる村井がコーヒーを飲んで「上手い」と笑顔をみせると、ほっとしたように目が潤む深瀬。深瀬の優しさがよく表れている。浅見と深瀬の片づけのシーン同様、柔らかな日差しが包み込み、絆が再構築される大好きなシーン。

 

・ことはが議員辞職しないというニュースを真顔で見つめる村井妻、こわい。携帯何をしたの…。

 

・村井父のところに小笠原登場。「息子さん大丈夫ですかぁ?だっていつも好きな人ができるたび仲を引き裂かれて、お気の毒ですよ。学生時代も長い間付き合ってた恋人がいたそうじゃないですか。ところが、10年前のあの事件の直後、朝比奈大臣のお嬢さんと婚約なさった。いったい、どうなってるんですかね。」深く溜息をつく村井父。衝撃の初耳の話。これは事件とどう関係しているんだろう。村井父が事件を揉み消したのではないかと思っていたけれど…


・深瀬にメールが届く。差出人は不明、件名もなし。「10年前の事件を、これ以上、詮索するな   もし忠告を無視したら、お前にも、周りの人間にも、不幸が続くことになる」 

なぜ、メールの送り主は深瀬が事件を追っているのを知っているのか。知っている人間て、浅見、村井、小笠原ぐらいでは……。

すぐに美穂子のことが心配になり、パン屋に急ぐ深瀬。


・1人夜道を歩く美穂子が、黒づくめの男性に襲われる。叫びの声を聞きつけた深瀬が駆けつけ、今度は叫ぶだけじゃなくて、男に掴みかかって美穂子を助ける!深瀬めちゃくちゃ成長してる…!!声を上げることしかできなかったのに、立ち向かって、「みほちゃん逃げて!みほちゃんに手出すな!」って必死に守った。ナイフを突きつけられても動じない。深瀬が美穂子を守りたい強い気持ちが伝わってきたし、それは美穂子も同じはず。


・クローバーで手当てをしてもらう深瀬。無事でよかったって話す深瀬、めちゃくちゃかっこいいね!?!?男らしい。好きな人を守れてよかったね。。でもその言葉を聞いて、美穂子は涙をいっぱいにためて「ごめんなさい」と。助けてくれてありがとうではなく。なぜ、謝るのだろう。深瀬が「大丈夫だから」と言うけど、何度も謝る美穂子。こんなに優しい人を疑ってしまったことに対して?それにしても泣きじゃくって謝る美穂子気になる。そんな美穂子を「大丈夫だから」と不器用に抱き寄せる深瀬が初々しくてかわいい。

・村井に美穂子とのことを話す深瀬。そこまで仲が深まってるんだね。村井は深瀬に美穂子を命がけで守ってすごいなと認め、深瀬も村井に彼女を守ったと認める。彼女も村井の本当の気持ちわかってると励ます。奥さんとのことまで心配してる。

村井「深瀬ってさ、人のことにやたらと一生懸命だよな。初めてわかってよ。こういうやつだったんだって。」

深瀬「俺もそうだよ。俺さ、村井も浅見も谷原も、俺が持ってないもの全部持ってると思ってた。だけど、俺が勝手に羨ましがってただけなんだよね。みんなそれぞれ、人には言えない苦しいこと、たくさん持ってた。」

さらに分かり合えた村井と深瀬。村井は深瀬の気持ちが嬉しかったのかな。


・隠していた秘密を話す気になった村井。

村井「俺、前に話したよな。10年前のあの日、浅見と谷原が車を谷底に落としたんじゃないかって。あの話、ただの想像ってわけじゃないんだ。」

村井のリバース映像。車の窓から振り返る明日香、その視線の先には雪の中外に出ている村井。


・まだこないんですけど!!って怒って谷原に電話した直後、タクシーが駅に来る。17:16頃。回送のタクシーだったが乗せてもらえた。明日香が広沢に電話すると留守電で出ない。少し時間が過ぎたのか一気に暗くなった。時間の経過を示すようなカット。明日香の雪で濡れて赤くなっている手のアップから、泣きそうになっている明日香の表情。タクシーの車内にいたはずなのに、なぜか頭に雪を被っている村井、村井の様子を伺う明日香。この間にいったい何が…?単純に考えると、浅見が見たという逃げていく村井が浮かぶのだが…。雪がすごいためタクシーではもう進むことができなくなり、降りることに。そこで、崖の上で何かをしている浅見と谷原を目撃する村井。明日香に支払いを任せ、1人向かう。するとそこには、雪の上で膝をついて何かをして息を切らしている浅見と谷原。浅見の何かをマズイところを見られたような表情、谷原の怯えるような表情。普通ではない2人の表情が印象的。村井「浅見と谷原2人で何かを隠蔽しているみたいだった。」

深瀬「まさか…」


・谷原の病室で谷原を見つめる浅見。意味深なカット。何かを考えているような、心配しているような。浅見と谷原が共有している秘密が関係しているのかな。 この表情の意味は、浅見が谷原の顔を見に来た意味は…

 

・実家に戻ると去っていく村井。「ありがとな。お前のところ行ってよかったわ」とどこかスッキリしたような笑顔。「またね」と微笑み別れる深瀬。


・そんな深瀬に襲いかかる闇。深瀬の会社が突然の倒産。社長が会社の金を持って逃げた。

ここにきて、深瀬の身にも直接的な不幸が…!! 脅迫されていたことと関係あるのか…


・家に戻って来た深瀬を持っていたのは秘書の甲野。村井と連絡が取れない。実家に戻っておらず、携帯も繋がらない。


・深瀬モノローグ「新たな犠牲者。俺たちを狙う影がまた一歩静かに忍び寄っていた。」

 

今回も畳み掛けるような怒涛のエンディング!シェネルさんのDestinyが流れると何かが起きるとハラハラドキドキ。

 次回は、深瀬と浅見が広沢の実家、愛媛へ…!